シュタイフのタグはちょっと特殊です。シュタイフはドイツでぬいぐるみ職人の手仕事によって作られており、1点1点が丁寧で、作り手のぬくもりが感じられる素晴らしいぬいぐるみです。しかし、そのためにタグの付け方が少し独特で、どのタグを切って良いのか、どれを残しておけば良いのか、迷うこともあるでしょう。
この記事では、お気に入りのシュタイフぬいぐるみを末永く大切にするために、タグの種類や外す際の注意点について写真付きで詳しく解説します。リボンの色やタグの予備知識も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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シュタイフぬいぐるみのタグ・エンブレムの種類
黄色のリボン、その他リボン
シュタイフの製品には必ず写真のようなリボンがついています。
ざっくり色分けで紹介すると、
- 定番商品、子供向け⇒黄
- コレクターアイテム⇒白に赤or青のクマ+ロゴ
- 復刻レプリカ⇒白地にクマ+ロゴ・ロゴのみ(クマなし)、シリアルナンバー
- リアルで精工な特別商品⇒白地にクマ+ロゴ
白は限定品や復刻品がメインとなっており、シュタイフの大多数のぬいぐるみは黄色のリボンがついています。
いずれにしても、このリボンは金具でしっかり固定されており、シュタイフの象徴にもなります。布製のリボンなのでお洗濯しても乾きますので、こちらは切らないようにしましょう。
丸いタグ
商品によっては、こちらの丸い形のタグもつけられています。
シュタイフのロゴや、そのぬいぐるみのネーミングが記載されていることも。
このうさちゃんは「Hoppel(ホッペル)」という名前が印字されていますね🐰
動物の胸元やサイドなど比較的目立つ場所につけられています。
※ベビー商品やディズニーなど一部の商品にはつきません。
こちらは紙製です。飾る時はついているとシュタイフ感があって立派ですが、洗うとダメになってしまいます。
ぬいぐるみ購入からしばらくはつけておく。そして初回の洗う時に切ってしまうのがベターです。
説明書きの大きいタグ
このような大き目の紙タグもついています。
お尻やしっぽなど下のほうについていることが多いです。
シュタイフのロゴや説明書き、洗濯表示、バーコードや店頭に売られている場合値札のシールが貼ってあることも。
このタグは邪魔になってしまうので購入後切り離すのが良いでしょう。注意書きやお洗濯表示があるため、保管しておくか、写真に撮って捨てるのもおすすめです。
シュタイフのタグの外し方を写真付きで解説
シュタイフぬいぐるみはタグの片方がぬいぐるみ内部に埋まっている商品も多いです。
シュタイフの店員さんに聞いたところ以下のような外し方が良いそうなので、私のシュタイフうさちゃんを使って実際に外してみました。
1,タグの先端を確認しよう
シュタイフのぬいぐるみは、本体に直接タグが付いていることが多いです。
紙タグの根本周辺に反対側が出ているので探し出しましょう。毛足が長いぬいぐるみだとなかなか見つからないことがあるため、手探りしてみてください。T時の部分は小さく尖っているので目で探すよりも、指の感覚の方が見つかりやすいです。
反対側の場所が分かったらあとはハサミで切るだけ。先っぽがどこかに飛んでいかないように指で押さえながら切りましょう。
靴下のタグを切る時の要領で♪
先程は分かりやすい例でしたが、ぬいぐるみによってはこのようにタグの反対側がぬいぐるみの内側に入っていることもあります。
この場合、なるべくこちらに引っ張って切る。そして残りはぬいぐるみ内部に留まり続けることになります。
2,タグを手前に引っ張ろう
指でグッと引っ張って、透明のタグ紐をできるだけ引っ張ります。
このとき強く引っ張ってぬいぐるみから無理やり抜こうとしないように気を付けてください。ぬいぐるみに穴が開いてしまう場合があります。
3,ハサミで慎重にカット
ある程度引っ張ったら、切る側が長くなるように指で押さえながらハサミでプツンっと切ってみましょう。
なるべく根元の毛は避けるようにして、散髪してしまわないように気をつけてください(;^ω^)
4,揉んで反対側を奥に送り込む
内部に残った端っこが奥の方へいくように、タグがついていた場所周辺を揉むと良いそうです。
優しく何度か押すように揉んでみるといいでしょう。
注意点:シュタイフのタグを切ると価値が下がる場合もある
通常、商品を購入したらタグを切るのが一般的ですが、シュタイフのぬいぐるみの場合は事情が少し異なります。
シュタイフはコレクターズアイテムとしても高く評価されており、多くのファンが存在します。そのため、タグを切らないことで将来的に価値が下がるのを防ぐことができるのです。
たとえば、以下のような場合があります。
購入したけれど一時的に飾っておきたいだけ
シュタイフのぬいぐるみを購入し、インテリアとして一時的に飾る予定がある場合、タグを切らないほうが良いでしょう。タグが付いていることで、コレクターズアイテムとしての価値が保たれます。
2~3年単位で新しいものに買い替えたい
定期的に新しいぬいぐるみを購入し、古いものを手放す予定がある場合もタグを切らないほうが賢明です。次の譲り先を考えると、タグが付いていることでオークションや再販時に高値で取引される可能性が高まります。
シュタイフのぬいぐるみは、その品質の高さと希少価値から多くのコレクターに愛されており、タグの有無が価値に大きく影響します。したがって、次の譲り先を見据えてタグを切らずに保管するのも一つの戦略です。
特に限定品や特別なシリーズの場合、タグが付いていることでさらに価値が上がることがあります。購入後の使い方や将来の計画に応じて、タグを切るかどうかを慎重に判断しましょう。
リボン別で見るシュタイフのアイテム
シュタイフはリボンの色でコレクションの違いが分かるようになっています。一例としてそれぞれのリボンの定番ぬいぐるみを紹介します。
friends
シュタイフ(steiff) テディベア ベン 30cm 113963
定番商品のなかでも子供向けにつけられる黄色のリボンはシュタイフのオーソドックスなシンボル。
番人に愛されるこちらのクマちゃんは、最初にお迎えするシュタイフ、プレゼントなどにもおすすめです。
シュタイフ(steiff) ウサギのドーミリー 21cm 067488
黄色リボンは種類がとにかく豊富。テディベアだけではなく、うさぎ・ネコ・犬・リスなどなどあらゆる動物のぬいぐるみが作られています。
お値段もシュタイフの中では手ごろで数千円程度から購入ができます。いろいろな動物のシュタイフぬいぐるみが欲しい人は黄色リボンの子を探してみてはいかがでしょうか。
Collectors
シュタイフ(steiff) ジャパニーズ コレクターズ テディベア 17cm 679148
シュタイフの中でも大人のためのコレクターズアイテムを象徴するのはこの白地のリボン。
限定商品、モヘア素材の定番商品はこのリボンが目印。上質な素材や製造数が限定されるぬいぐるみだけにつけられいます。
胸のタグもコレクターズのロゴが入っており、通常商品とは違いが見られます。
少しリッチで特別な存在のシュタイフは大人の贅沢なコレクションアイテムです。
Replicas
シュタイフ(Steiff) 世界限定テディベア トレフ レプリカ1928
ビンテージ感あふれるこのワンちゃんは1928年製のシュタイフぬいぐるみのレプリカ。2013年に発売されたものですが、当時のぬいぐるみの質感や見た目を忠実に再現しています。
耳のリボンも少しデザインが異なり、ビンテージである証となります。胸のタグも再現されていて、近年で販売されているものとは異なります。
現代ではあまり見ないような趣のあるデザインが素敵です。
シュタイフぬいぐるみは、タグやリボンも含めて“シュタイフ製品”
シュタイフのタグの切り方、種類やリボンについて解説しました。シュタイフの商品を選ぶ際には、タグやリボンにも注目が必要です。
シュタイフはその細部までこだわりが感じられます。リボンの色や、タグの有無、デザインひとつにとっても商品の特別感や有り方を知らせるサインになります。
ですので、もしタグを切る時はよく考えてキレイに切り離すようにしてみてくださいね♪
あなたのシュタイフにはどんなリボンやタグがついていますか?シュタイフのシンボルマークも含めて、ぬいぐるみを是非可愛がってあげてくださいね!
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